ふるさと納税の魅力をさらに引き出すにはどうすればよいのか?
ふるさと納税の返礼品写真は商品の魅力を伝える重要なツールです。しかし、美しいだけでは不十分で、視聴者の感情に響き、商品の価値やストーリーを伝えることが求められます。今回は、長年のNHK番組制作経験とストーリーテリング技術を活かして、課題解決に取り組んだ弊社の研修事例をご紹介します。
佐賀県CSO推進機構様からの研修依頼
昨年の秋、佐賀県CSO推進機構様より、ふるさと納税の返礼品写真を改善するための研修依頼を受けました。この研修は、単なる写真撮影テクニックの向上だけでなく、情報発信全体の考え方を含む包括的な内容が求められるもの。弊社がこの依頼を引き受けた背景には、NHKで培った映像制作のノウハウと、地域事業者の支援経験がありました。
団体と課題の背景
特定非営利活動法人佐賀県CSO推進機構様は、平成16(2004)年、設立された団体です。
佐賀県CSO推進機構様は、ふるさと納税を通じて、焼き物や海苔など、佐賀県の地域産品を全国に発信する活動をされています。その返礼品の中でも特に人気のあるのは、佐賀県太良町の田嶋畜産様が手掛ける生ハム原木。
シャルキュティエ田嶋公式サイト(有限会社田嶋畜産)https://www.tajimaham.net
しかし、寄付額をさらに伸ばすためには、商品の魅力をより的確に伝える写真と、商品の価値を強調するストーリーテリングが必要でした。
私たちのアプローチ
まず、ふるさと納税の寄付額が写真の質に大きく左右されるというデータに基づき、以下のポイントを重視しました
- 地域独自のストーリーを強調 商品の背景や地域性を伝えることで、単なる物理的な価値以上の感情的な価値を創出。
- 魅力的なコピーライティング 視覚と文章を組み合わせ、消費者の購買意欲を引き出す訴求力をアップ。
- 撮影の質を向上 NHKで培った映像美や構図の技術を応用し、限られた機材や人員で最大限の成果を引き出す。
研修内容
研修は2回に分けて実施し、1回目は理論と実践を組み合わせた内容にしました。
座学パート
座学パートでは、以下の点についてお伝えしました。
- ふるさと納税返礼品における写真の役割や、ターゲット顧客を明確に想定することの重要性を解説。

- ストーリーテリングの要素を取り入れた情報発信の方法を伝授。
ワークショップパート
ワークショップのパートでは、以下の点について実践を交えて、お伝えしました。
- 構図やライティングの基本を説明。

- 実際の商品を使った撮影練習では、例えば焼き物の鉢植えなどは、焼き物の質感を強調する撮影方法や、自然光を活用した効果的なライティングテクニックを紹介。

大切にしたのは限られた設備の中でも実践可能な工夫。例えば、通常のライトをガムテープで固定してスタンドライトの代用とする方法など、限られた予算の中で、高価な機材の購入をする為に身近なもので工夫を行い、実際に撮影し、実感と効果を感じてもらうことを重視したのです。そうすることで、情報発信の内製化が現実的に進めらえると考えたからです。これらの実用的なテクニックの共有は、加者の方々にも好評をいただきました。
参加者の反応
参加者6名の皆さんは、研修を通じて商品の新たな魅力を発見し、写真撮影に対する理解を深められました。「これまで気付かなかった視点に気付かされた」といった感想が寄せられ、私たち自身も非常にやりがいを感じました。
結論
今回の研修では、私たちの長年の映像制作経験を活かし、写真とストーリーテリングの力でふるさと納税返礼品の魅力を最大化するお手伝いをしました。次回の記事では田嶋畜産様を訪問し、現地での撮影研修の内容をご紹介。現場での実践を通じて、さらに具体的な技術とアイデアをお届けできればと思います。
情報発信におけるコンテンツ制作でお困りの際は、ぜひお気軽にご相談ください。私たちの経験とノウハウで、御社の魅力を引き出します!
