自分の「時間」を取り戻すことの勧め
こんにちは。佐賀県佐賀市で映像制作を手がける株式会社ひぐちワールドです。
今回は、クリエイティブにおける「インプット」の重要性と、私自身が日々の業務や生活の中で実感している「時間感覚」についてお話ししたいと思います。
忙しい日々に埋もれる「インプット」の時間
映像制作に携わる者として、常に新しい表現やアイデアのヒントを探すため、テレビ、YouTube、本、小説、漫画、新聞など、さまざまなメディアに触れるよう心がけています。しかし、忙しい日々に追われる中で、この「インプット」の時間が疎かになりがちです。年末年始や事務作業に追われる時期には、つい動画を流し見したり、だらりと過ごしてしまうこともあります。
もちろん、そういったリラックスの時間も必要です。しかし、そこに頼りすぎると、五感が鈍り、自分の「クリエイティブの体温」が下がるような感覚があります。
能動的な時間をデザインする

映像制作は、映像を見るだけでは生まれません。私の場合、クリエイティブなエネルギーを感じるのは、次のような「能動的な時間」を過ごしている時です。
- 現場でカメラマンと動き回り、撮影に没頭している時
- 朝、ウォーキングをしながら小説の朗読を聞いている時
- 知らない土地を旅して新しい景色に触れる時
- ジムで体を動かしている時

これらの時間は、私の感覚を研ぎ澄ませ、次のアイデアを生む土台を作ってくれます。一見、ビジネスとは離れているように見えますが、クリエイティブの本質は「人が人に何かを伝えること」です。だからこそ、こうした時間を意識的に大切にしています。
映像だけに頼らない理由
映像は強い表現力を持つ一方で、受動的な体験です。視聴者は映像の時間に縛られ、与えられる情報をそのまま受け取ります。一方、本を読む、運動をするという行為は、能動的かつ主体的です。自分のペースで進めることができ、全身の感覚をフルに働かせながら、インプットとアウトプットが同時に進む状態です。

この「自分の時間」を取り戻すことが、クリエイティブの核になると感じています。
クリエイティブの未来へ向けて
ある芥川賞作家が「SNSが氾濫する時代だからこそ、本を読む時間が大切」と語っていました。この言葉に深く共感します。情報が溢れる時代だからこそ、自分の時間を意識的に取り戻し、能動的な行動を積み重ねることで、クリエイティブの質を高められるのだと思います。
株式会社ひぐちワールドでは、そんな「クリエイティブの時間」を大切にしながら、映像を通じて人々に何かを伝える仕事を続けています。もし、映像制作に関心のある方や、具体的なご相談がある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
あなたの「時間」を、映像という形で一緒に表現してみませんか?
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